饅頭屋支店

ほぼ備忘録

ファンの在り方の話

母とぼんやりと話していて推しに対する感情は人それぞれだなあと感じたことがあったので、ブログを書いてみる。

 

前提として母の話をする。母はhydeのファンだ。CDも発売日にポスター付きとかを買うし、カレンダーもそうだったりするし家で1人で歌ってたりする。(私がいても歌ってる時はある)本人曰く20年くらい好きらしい。調べるとラルクの頃からなのだと思う。

 

母はそんな感じでまあ結構熱心なファンだと思うのだが、ライブには行ったことがないらしい。そう、20年というと私が生まれている。一人娘を家に放って遊びに出るような母ではなかったのでつい先日「自分の体力があるうちにライブでも行ったら?1人が嫌なら別に一緒に行くし」と言ってみた。単純に私が人の推しを浴びたい気持ちもあったのだが。

 

「行ってみて『普通の50くらいの人』だったら立ち直れないだろうから。心の中の王子様のままでいいんだよ」みたいなことを返された。ライブに行けなかったのではなく行かなかったらしい。いや、どう考えても普通の50ではないだろ、とは思うのだが補足しておくと母は私以上の「綺麗な男好き」であり自分の中のイメージが脅かされるのは不安だったようだ。

 

推しの推し方は人それぞれだなと思った。私は佐藤さんを推しているけれども別に容姿で推しているわけではない。声優だし…写真見て可愛い!好きだ…とはなるけど。私がイベントに行く理由は実在性の確認みたいなところが大きくて、会いたいというよりは生きた人間なんだなとか、この人からあの表現が生まれているのだなということを感じたいところが大きい。

 

 

生きた人間が見たい私と生きた人間を見たくない母、どちらも表現者を推してるけどファンとしてのスタンスが違ってて面白いなと思った。推しに迷惑をかけなきゃ人の推し方は人それぞれで良いと思ってるけど基本1人でイベントに行ったりしているので、母の考えが新鮮でブログを書きました。みんなも推しを推していこうな。