饅頭屋支店

ほぼ備忘録

Gロッソ3弾 千秋楽によせて

生の芝居に惚れ込み佐藤拓也を追いかけている私は常々「舞台にはハマらない方がいいよな〜通っちゃうもん」と思っていた。基本的に私は同じ公演を複数回見るのが苦痛ではない。それはそもそも時間が違う時点で同じ公演だと思ってないからだ。

夏前、先輩に誘われドンブラザーズショーを見に行くことになってから、ここまであっという間だった。2弾も通路席を行ける限り取って通った。そして神輿にとらわれたオタクは人生で1番通った演目を更新した。ドン3弾「キジのおんがえしというおはなし」だった。

 

皆さんご存知のことかと思うが私は月ノミゾ知ルの2人が好きだ。正直3弾は雉野メインのお話か〜脚本はキャストが書いてるし面白いだろうな〜!と思って行った。はじめはそんなくらいの気持ちだった。

3弾は私の夢だった。いなくなってしまった大好きな赤ソノイが神輿に乗ってドンモモと戦ってくれる夢の舞台だった。まあ通っちゃうよね。

 

段々と演出がアップグレードされていくのも面白かった。通常公演、神輿で扇子を持つようになったり、特別公演は毎週の展開に合わせてセリフもキャスト陣の動きも全てが変わっていった。ドンブラザーズの世界に馴染むように、まるで本編のように楽しそうにお芝居をするのを見て1回も見逃したくないと、終わらないで欲しいとずっと思っていた。

何より嬉しかったのはこれまで決めポーズでドンモモを見るだけだったソノイがポーズに参加するようになったことだ。本編もちょうどソノイがヒトツ鬼を解放しドンブラザーズと手を組もうと思ったタイミングで、ただドンブラザーズを眺めていただけのソノイが「ドンブラザーズに加わってくれた」ようで、とても嬉しかった。

28日の最前で気がついたのだが、ソノイの視線の先にいる一段上の舞台に立つドンモモタロウはライトに照らされ、観客の拍手を浴び、眩しかった。それを見続けていた彼が、同じように観客の方を向き拍手を浴びているのが眩しくて嬉しかった。最終日で演出が変わること あるんだね

 

素顔の戦士たちも生き生きとしていて、自由だった。鈴木さんの素晴らしい脚本とのびのびと暴れ回るキャスト陣の噛み合わせが素晴らしかった。本当に仲がいいんだなと思う。みんな楽しそうだったから。

 

そして33公演通うとまあ、色々あった。12/10最前センターで浴びたドンモモのファンサ、1/3のあみさ嬢のファンサ、フォロワーの助言で勇気を出して作った誕生日ボードが報われた1/28。ある限り通った握手会でのやり取り、年末にどうしてもやりたかった撮影会。29日はなぜかアノーニの個別ファンサも貰った。通いすぎるとアノーニにまでファンサをもらえるんですか?

 

キャスト陣も楽しそうだったし私も楽しかった。夢のような時間だった。こんなに通った公演も、終わらないで欲しいと思った公演も、初めてのことだ。前方列で感じる踏み込みの振動、キャストの目線、通路列で浴びる風を切る音、全てが眩しい思い出だ。DVDが出たらきっといっぱい見返すと思う。

 

きっとこの先の人生これより通う公演は無いと思う。物理的にそんなにやる公演は無い。仕事も忙しくて毎日苦しい日々を支えてくれたのはキジのおんがえしだった。ありがとう、キャスト陣の皆さん、スタッフの皆さん、お姉さん。4弾も行ける限り沢山行くから、楽しみです。

 

取り急ぎ感情の出力でした。みんな、千秋楽の配信は2/5まで売ってるからね!!!!!興味があったらぜひ買ってね!!!!